DESIGNER TALES
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告| トラックバック(-) コメント(-)
Colors


色。
何年この仕事をやっていても、なかなか、操ることができない。
いつも難しい問題として付きまとう。たぶん、この先も。。。

グラフィックデザイン、印刷物を制作するのが主である僕が扱うのは
基本的にCMYKの4色。それに案件によっては特色と呼ばれるもの。
特色は、DICやPantoneに代表されるもので、主にCMYKで構成できない色、
そのもののインク。なので蛍光色やパステル、銀や金といったものもある。

今回、ちょっと苦労していた案件も、ネックになっていたのは色だった。
カラーマネジメント云々、といって、異なるデバイス間で色を統一する
技術もあるし、この世界では必須なこと。
でも正直、ウチではそんなに厳密な管理はできていない。

案件によって出す印刷所も色々と違うし。。。
だからあとは、カンだったり、ある程度把握してる“傾向”のようなもので
調整してたりもする。
あとは最大手インク会社のカラーチャートでアタリをつける。

ただし、どうにもならないのはカンプ(校正紙)と仕上がりとの差。
カンプを出すのにはカラーレーザーを使っているけれども、
元々、再現性云々、完全ではないことは考える以前に当り前で、
ある一定以上の厳しい要求はしないってのが暗黙のうちの了解(?)。
例えばウチのは、実際よりマゼンタが強く出る傾向があるだとか、
少し沈む、とか、やはりそういった個々の特性を把握してあげるしかない。
だいたいからして、安定稼動してると思っていても、
前の日に出したのと今日出したのでは微妙に違ったりするものだから。

その上でクライアントには、これはあくまでカラー出力であり、
色校正をするものではない、ということを理解してもらわないといかん。
差が出ると言っても赤が黒になるわけではないし、
あとは出来るだけのコチラの努力や経験値でカバーして、
たいがいの案件は事故ることなく納品できている。

けど。。。
今回のクライアントは、それを何度説明しても納得してくれない(泣)。
じゃぁ、何を見て判断すればいいんだ、と言う。
確かにそりゃそうだ。
だから、精度を望むのであれば本紙で色校正をして下さいと言うけれど...
実際に使うのと同じ紙・条件での試し刷りだけれども、
そりゃ、それなりの予算と納品までの時間がかかる。
それがイヤだと言う。

特にその案件は、数%での調整が必要なものだった。
CMYKそれぞれ4色の数%の配合はカラーチャートに出てるものじゃないし
カラーレーザーではその違いを表現できないのです。
だからこちらも同じく、何を判断材料にするか不確かな感じでもあり。。。
もう、ノイローゼになりそうになったよ(笑)

しかも今回は、その紙だけ見れば白く見えるけれど、
他のもっと白度(?)が高い紙を並べると、若干黄色っぽいものを
先方の希望で使うことになっていた。
なんていうか、漂白の白じゃなくて、ナチュラルなホワイトというか(笑)

で、この紙の黄色っぽさも数%って感じで足されてくるわけで。。。
それじゃなくても数%という調整をしてるものだから、やっぱ狂ってくる。
そこまで計算して調整をかけれればいいんだけど、
さすがにこれも厳密にやるには限界がある。。。(泣)

さてさて今日、それが仕上がってきたけど、自分としてはいつも通り、
つまり問題ない出来。なかなかだと思います。

でも、これを見てあのクライアントが何を言ってくるか。。。
怖い。。。

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。